妖怪ウォッチが流行っている理由(私が感じた2つのポイント)
最近本当に良く聞きますよね、妖怪ウォッチ。
ぶっちゃけそんなに可愛くなくない?
と思っていましたが、今日のWBSで妖怪ウォッチが特集されているのを見て、少しわかる気がしました。
私が感じたヒットの秘訣2つ
- 日常が舞台だから自分ごと化できる
- 妖怪なのにかわいい
1.日常が舞台だから自分ごと化できる
1番面白いと思ったのが、舞台が日常、起こる問題も日常的というところ。
例で挙がっていたのは、小学生のトイレ問題。
男子トイレの個室に入っていたことを友達にバラされてしまうという事件(?)が起こります。その事件が、実は妖怪の仕業というわけです。
そしてその妖怪を見るために、妖怪ウォッチが必要で、妖怪ウォッチを使って妖怪と仲良くなると、メダルがもらえるのだそうです。
仲良くなるってなんやねん!(笑)
あんま戦うとかじゃないみたいですね。
ただ、この舞台も起こる問題も、こどもたちにとっての日常だということにポイントがあるみたいです。
確かに大人も「あるある」好きですもんね。
こどものアニメって基本ファンタジーで、問題もどこかの悪の組織が起こしているというものが多いイメージです。
しかしながら、妖怪ウォッチの中で起こるのは、実際の日常でこどもたちが直面している問題。
それを解決するストーリーがウケているんですね。
2.妖怪なのにかわいい
これもテレビで見てて不思議だと思った感覚です。
私からすれば、
「キャラクターにしてはかわいくなくない?(ピカチュウの方が200倍かわいいだろ)」
ですが、こどもたちからすると、
「妖怪なのにかわいい」
となるのです。
そもそもかわいいキャラクターを作るのではなく、妖怪というマイナスイメージがあるものをキャラクター化することにより、より愛くるしい感じがでるのかなと。あくまで仮説ですが。
でも、それならそこまでかわいいと思えないキャラクターがこれだけ人気でるのも納得できる気がします。
簡単なメモですが、私の中で謎だった妖怪ウォッチの人気の理由を垣間見ることができて良かったです。
それにしても、大きなムーブメントを起こすにはやはりテレビというチャネルが非常に重要な役割を果たしているというのは、Webに携わる者として忘れてはいけませんね。
今後妖怪ウォッチはグローバル展開を目指すそうですが、日本以外のこどもたちの「日常的な悩み」がどんなものなのか、日本のものがどれだけ共感されるのか、はたまたされないのか、注目したいところです!